創業の思いと魔法瓶断熱工法誕生のきっかけ
魔法瓶断熱工法が生まれたきっかけ
魔法瓶断熱工法の誕生秘話
当社が独自に開発した「魔法瓶断熱工法」は、家の中での寒暖差によるヒートショックで倒れた代表の母の経験がきっかけで誕生しました。冬の寒い浴室で血圧の急変を起こし倒れた母の姿を目の当たりにし、代表は「二度とこんな悲劇を繰り返させたくない」という強い想いを抱きました。
技術屋の集団として、その想いを形にするため、私たちはヒートショックの原因を徹底的に調査し、温度差を抑えるための断熱性能向上に取り組みました。そして、長年の研究と実証実験を重ねた結果、室内の温度を安定させる高気密・高断熱の「魔法瓶断熱工法」を開発しました。この工法は、寒暖差をなくし、家全体を快適で健康的な住空間に変えることを可能にします。
安心・安全な家づくりへの想い
私たちは、家の中の寒暖差を解消し、ヒートショックによる健康被害を少なくしたいという想いを胸に、日々施工に取り組んでいます。魔法瓶断熱工法を採用した家では、家全体が適切な温度を保つため、ヒートショックだけでなく、アレルギーや呼吸器系の健康リスクの軽減にもつながります。
また、高断熱・高気密の設計は冷暖房の効率を高め、光熱費の削減にも寄与します。家族全員が安全で快適に暮らせる住まいを実現するために、私たちは最高の技術と誠意をもって家づくりを進めています。
詳しい情報をご覧ください
魔法瓶断熱工法の詳しい内容やその性能について、当社のホームページや資料で詳しくご紹介しております。ご依頼を検討いただく前にぜひご覧ください。また、疑問や不安がございましたらお気軽にお問い合わせください。私たちは、安心して住まいづくりを進めていただけるよう、丁寧にサポートいたします。
-
家族の命を守るための『魔法瓶断熱工法』の誕生
私は、かつて大手プレハブメーカーの中古住宅を購入し、 家族7人で暮らしていました。
しかし、 その「家族を守るはずの家」が、ある年末の夜、私たち家族を地獄へ と突き落としました。
外食に出かけようとした時、母が片足素足のままふらふらと 外に出てきたのです。
その瞬間、何かがおかしいと直感しました。
その後、母は脳梗塞を起こし、原因が家の中の急激な温度差、
つまりヒートショックだったのです。
この家は私たちにとって安全なはずでした。
家をつくる仕事をしている私が信じていた「住まい」が、 まさか家族の命を奪う引き金になるなんて。
母は緊急入院し、奇跡的に命は助かりましたが、
後遺症に苦しみ、 最終的に3年の介護の末に亡くなってしまいました。
私は、自分の無力さに打ちひしがれました。そして誓いました。
「二度と、こんな家を作ってはいけない。 どんなことがあっても家族を守れる家をつくる」と。
そこから私は、ヒートショックの恐怖について 徹底的に学びました。
どれだけ多くの人がこの見えない殺人者に命を奪われているか、
目を背けられない現実がありました。
私はヒートショックを根絶するために、
家の性能を極限まで 引き上げる必要があると痛感しました。
そして、近畿大学の岩前教授との出会いが、 私の決意をさらに強固にしました。
共に研究を重ね、無数の実証実験を経て、
ついに私たちは 『魔法瓶断熱工法』を完成させました。
この『魔法瓶断熱工法』は、単なる技術ではありません。
家族の命を守るために、極限まで気密性と断熱性を高め、 計画換気を組み合わせ、
すべてをコストバランスの中で 完璧に調整した唯一無二の工法です。
この工法は、性能の追求にとどまらず、健康と命を 守るための究極の答えなのです。
私はもう二度と、 家族が命の危険にさらされるような家を作りません。
この『魔法瓶断熱工法』を通じて、 家族が安心して暮らせる、
真の「健康住宅」を 提供し続けることが私の使命です。
母の命を奪ったヒートショックに、 私はもう負けません。 -
ヒートショックとは
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、住環境における急激な温度変化によって血圧が急激に上下したり、脈拍が大きく変動する現象を指します。この現象は身体に大きな負担を与え、失神や心筋梗塞、脳梗塞といった重篤な健康被害につながることがあります。ヒートショックは特に家の中の温度差が大きい場合に引き起こされることが多いです。たとえば、暖房が効いたリビングから寒い脱衣所や浴室へ移動する際や、夜間に暖かい布団から寒いトイレに行くときなどが典型的なシチュエーションです。このような急激な温度変化により、血管が収縮・拡張を繰り返し、血圧や脈拍が不安定になります。
高齢者や高血圧の方は心筋梗塞や脳疾患のリスクが特に高いため、特に注意が必要です。しかし、ヒートショックは若い世代であっても発生する可能性があり、決して高齢者だけの問題ではありません。全世代が注意を払う必要がある健康リスクといえます。
ヒートショックを予防するためには、住宅内の温度差を最小限に抑えることが重要です。高気密・高断熱の住宅にすることで、家全体を一定の快適な温度に保ち、リビングや浴室、脱衣所などの温度差を軽減できます。特に冬場の寒さ対策を徹底することで、ヒートショックのリスクを大幅に低減することが可能です。
私たちは、家族全員が安全で健康に暮らせる住宅を提供するため、住環境の温度管理に重点を置いた設計・施工を行っています。ヒートショックのリスクを減らし、安心して過ごせる家づくりを通じて、健康を守る暮らしをご提案します。
-
寒さがもたらす健康への影響は深刻です『冬の寒さがもたらす健康への影響とその対策』
冬の寒さがもたらす健康への影響とその対策
日本の住宅はこれまで快適さを追求してきましたが、冬の寒さへの対策については十分に考慮されてこなかったのが現状です。特に夜間、就寝時に暖房を止める家庭が多く、その結果、室内温度が大幅に下がることで、冷たい空気が肺や内臓を冷やし、身体全体に悪影響を及ぼすと言われています。冷えは一時的な不快感に留まらず、身体を内部から継続的に冷やすことで、血液循環の悪化や免疫力の低下、さらには基礎代謝の低下を引き起こすことがあります。このような影響が積み重なると、特に高齢者や持病を持つ方にとっては重大な健康リスクとなり得ます。
さらに、家の中の温度差が大きいと、ヒートショックのリスクが高まります。暖房が効いているリビングや寝室から、寒い廊下や浴室に移動する際、急激な温度変化が身体に大きな負担をかけ、血圧の急激な変動や脈拍の乱れを引き起こします。これが失神や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な健康問題につながる可能性があります。
ヒートショックの解消に必要な対策
ヒートショックを予防し、健康的な住環境を実現するためには、以下のような対策が求められます:1.高断熱・高気密の住宅づくり
家全体の断熱性能を高めることで、室内の温度を一定に保ち、寒い場所を作らない工夫が重要です。断熱材の性能だけでなく、施工精度も確保することで、温度ムラのない快適な環境を実現します。2・継続的な暖房の使用
特に夜間や入浴時には適切な暖房を使用し、部屋全体の温度差を最小限に抑えることが大切です。省エネ性能の高い設備を導入することで、ランニングコストを抑えながら暖房を継続できます。3・温度管理の徹底
リビング、寝室、浴室、トイレといった家全体の各スペースで適切な室温を保つことが理想です。家全体を同じ温度に保つことで、快適性と健康を同時に確保できます。
寒さ対策を怠らない住環境は、快適さだけでなく、健康や命を守る重要な要素です。私たちは、冬の寒さから住む人を守る高断熱・高気密な住宅づくりを通じて、安心で快適な暮らしを提供していきます。 -
暖かい家で暮らすと起こる変化『断熱性能と健康の相関関係』
断熱性能と健康の相関関係
近畿大学の岩前教授による調査では、断熱性能の低い家から高い家に転居することで、住む人々の持病やアレルギーなどの健康状態が改善されたという結果が得られました。特に、断熱性能が高い家ほど、その効果が顕著に現れる傾向が確認されています。たとえば、呼吸器系の症状が軽減したり、冷え性や血圧の安定など、生活の質(QOL)を向上させる多くの事例が報告されています。岩前教授は、これらの結果が必ずしも全て断熱性能だけによるものではないとしつつも、住宅の断熱性能と居住者の健康状態との間には、明確な相関関係があると推測しています。断熱性能が高い家は、室内の温度差を少なくし、快適で一定の温度環境を提供します。このことが身体へのストレスを軽減し、免疫力や循環機能に良い影響を与えると考えられています。
断熱性能がもたらす健康効果の背景温度差の軽減による負担の減少
断熱性能が高い住宅では、リビング、寝室、浴室といった各部屋の温度差が少なく、急激な温度変化による血圧や脈拍の乱れが抑えられます。これにより、ヒートショックや心血管疾患のリスクが軽減されます。湿度管理の向上
断熱性能が高い家は結露が起こりにくく、湿度が適切に保たれやすくなります。その結果、カビやダニの発生が抑えられ、アレルギー症状の軽減が期待できます。心理的な快適性の向上
寒暖差の少ない快適な室内環境は、精神的なストレスも軽減し、健康全般に良い影響を与えるとされています。-------------------------------------------------------------------
この調査結果から、「断熱性能の向上は、健康的な住環境づくりに直結する」という結論を導き出せます。私たちは、このような研究を踏まえ、健康を守る断熱性能の高い住宅の提供を目指しています。