災害被害を抑えるリフォーム・リノベーション筑紫野市や太宰府市
⚡️第1章|太宰府市・筑紫野市に迫る“揺れのリスク”とは?
「うちは大きな地震があったことないから大丈夫でしょう」
そう思っている方にこそ、知っていただきたいのが、太宰府市や筑紫野市における「地震リスク」の実情です。
▶ 太宰府市・筑紫野市は「揺れがこない地域」ではない
一見「揺れは少ない地域」に見える太宰府市・筑紫野市ですが、専門機関や地震対策発表によると、南海トラフ大地震(半割れケース)では、太宰府市で震度等級「6弱」が想定
筑紫野市でも、日常の揺れでマンションの裏装材がずれる、ベランダーが揺れる事例も
近年の大きな地震(例:京都大地震 2018年)でも住宅地域の基礎がゆるむと、揺れが増強
マンションの装備がずれ、断線、消防設備が使用不能
▶ 「筑紫野市の排水地」は地盤がもろく、揺れが増強される
土地基盤がもろこしやすい基礎の場合
同じ地震でも、揺れが2倍ほどに強く感じることも
道路や格子が割れる、粒糖層がなだれる等の危険性
これは、我が家の障害だけにとどまらず周辺への排水、ガス漏れなどにも影響する「地盤継続的リスク」
▶ マンションでも安心はできない
「分岐防災」として挙げられるマンション住まいでも陳化端子の引っ掛かりが縛られていない
当時、画像玉の落下、可動部分の揺れの大きさ
角部居室の増振度、装備がずれる
「高い方が安心」とは言い切れない現実
次章では「築年数と構造」の中に隠れた、地震に弱い屋の特徴をひもときます。
⚠️第2章|築20年超の住宅が抱える“見えない危険”とは?
「見た目はきれいだし、何の不便もない。うちの家はまだ大丈夫でしょ?」
そう思っている方にこそ知ってほしいのが、築20年を超える住宅の“目に見えない劣化”です。
とくに地震に関しては、古い建物ほど見過ごされやすい弱点が隠れています。
▶ 1981年と2000年、耐震基準が大きく変わった
日本では1981年と2000年に、建築基準法の耐震規定が大幅に見直されました。
1981年以前:「旧耐震基準」→ 震度5強程度に耐える設計
1981年以降:「新耐震基準」→ 震度6強〜7でも倒壊しない構造へ
2000年以降:「現行耐震基準」→ 壁量・接合金物・基礎構造などが厳格化
つまり、築20年以上の家=この“転換点以前”の可能性があるのです。
特に太宰府市・筑紫野市では昭和50〜60年代に開発された住宅街が多く、要注意ゾーンが点在しています。
▶ 構造材の劣化・接合不良・基礎の割れ…“見えないリスク”の数々
築20年以上の住宅で起こりやすい問題
木材の経年劣化・シロアリ被害
筋交い・金物の接合部のゆるみや腐食
基礎のクラック(ひび割れ)・鉄筋不足
瓦屋根の重さと耐震アンバランス
壁量不足や、バランスの悪い間取り
これらは、地震の揺れが来て初めて“あらわになる”危険です。
▶ マンションでも「旧耐震」のままの物件が存在
1981年以前に建てられたマンション
柱や梁の強度不足、鉄筋の錆び
耐震スリットがないことで揺れの分散ができない
外壁タイルや設備機器の落下事故リスク
分譲マンションでは、管理組合による耐震診断や改修が進んでいないケースも。居住者個人での備えも重要です!
次章では、具体的に「リフォーム・リノベーションで地震に強くする方法」について解説していきます。
🔧第3章|地震から家族を守る!命を守る耐震リフォームの基本
「もし地震が来たら…今の家で家族を守れるのか?」
そう感じたら、まず検討したいのが「耐震リフォーム」です。
ここでは、戸建て住宅とマンションにおける耐震対策リフォームの基本を紹介します。
▶ 戸建て住宅の耐震リフォームでできること
戸建て住宅では以下のような耐震補強が可能です:
【耐力壁の設置】:壁をバランスよく強化し、建物のねじれ・崩壊を防ぐ
【基礎補強】:鉄筋コンクリートや補強モルタルで土台の強度を向上
【屋根の軽量化】:重い瓦を軽量屋根材(ガルバリウム鋼板など)に交換
【接合部の金物補強】:柱・梁・土台の連結を強化し、バラバラに壊れるのを防止
【耐震ダンパーの導入】:揺れを吸収する制振装置を後付け可能な場合も
築30年以上の木造住宅では、壁・床・屋根のバランス調整が非常に重要です。
▶ マンション住まいの方が検討できること
マンションの耐震補強は、基本的には管理組合が主体となって実施しますが、
住戸内でもできる「防災リフォーム」はたくさんあります。
【家具固定+耐震補強】:造作家具を壁にビルトイン+L字金具で固定
【間仕切り壁の耐震強化】:一部内壁を構造用合板にし補強する(音対策にも)
【内窓サッシでガラス飛散防止+断熱性アップ】
【ガス漏れ感知器・感震ブレーカーの設置】:火災リスクを大幅に低減
【天井照明の落下防止金具・テレビの転倒防止器具の設置】
地震で多いのは“二次被害”。住戸内でも命を守る環境はつくれます。
▶ リノベーションなら「制震」も可能に
大規模リノベーションを計画しているなら、「制震」構造の導入も検討可能です。
【制震ダンパー】を柱や間仕切りに挿入することで、繰り返し地震にも強くなる
内装設計と一体化できるので、デザイン性も損なわない
子ども部屋・寝室など“守りたい空間”にピンポイントで配置する方法も
耐震だけでなく「揺れを抑える」設計が、現代の標準になりつつあります。
次章では、実際に地震対策リフォームを実行したご家族の事例をご紹介します。
🏡第4章|実例紹介|耐震+断熱改修で安心を手に入れた家族の物語
「祖母と子どもたちを守れる家にしたかったんです」
これは、太宰府市にお住まいのI様ご家族が語ったリフォームのきっかけです。
今回は、実際に耐震リフォームと断熱改修を同時に行ったご家族の実例をもとに、リフォームのリアルな姿をお届けします。
▶ ご家族の構成と背景
ご家族:ご夫婦+小学生の子ども2人+高齢の祖母
築年数:約35年(1988年築)
改修エリア:太宰府市五条
ご相談内容:地震への不安+冬の底冷えをなんとかしたい
▶ 実施したリフォーム内容
【1】耐震補強
構造計算に基づき、耐力壁を新設(リビング・階段下)
屋根の軽量化(和瓦→軽量金属屋根材に交換)
基礎のクラック補修+鉄筋アンカー補強
金物補強(筋交い・梁・土台の接合部)
【2】断熱リフォーム
窓をLow-E複層ガラスへ全面交換(既存のアルミサッシから樹脂サッシへ)
外壁に断熱材を追加施工
床下断熱+天井断熱の強化(吹込みグラスウール)
▶ リフォーム後の変化とご家族の声
「1番驚いたのは、家の静けさ。揺れだけじゃなく、音まで違うんですね」
「祖母が冬でも靴下なしで歩けるようになったんです」
夏の冷房効率が大幅に向上。電気代も月4,000円以上削減
冬場の室内温度が15℃以下になることがほぼゼロに
家族全員が“寒さからくる体調不良”が減ったと実感
▶ ポイント:断熱×耐震は「同時にやる」と費用効率が良い
内装を剥がすタイミングで壁の中にアプローチできる
足場・解体・施工の工程が一本化でき、工期も短縮
補助金や税制優遇(長期優良住宅化リフォーム)も使いやすい
「せっかく壁を開けるなら、耐震も断熱も“一緒に”が正解です」
次章では、わが家にどんな対策が必要かを見極める「チェックリスト」をご紹介します。
📝第5章|わが家の耐震性を“今すぐ知る”チェックポイント一覧
「プロに頼む前に、自分でチェックできる方法はないの?」
実は、ご自宅の耐震リスクを“ざっくり把握する”ためのチェック項目があります。
もちろん正確な診断には専門家による調査が必要ですが、まずはご家族でこのチェックリストを使ってみてください。
▶ 建物全体に関するチェック(戸建て向け)
チェック項目
Yes No
建築年が2000年以前である
屋根が瓦で、重みがある
壁の配置に偏りがあり、吹き抜けや大窓が多い
基礎にひび割れ(クラック)がある
雨漏り・床の沈み・ドアの立て付け不良あり
台所やお風呂などの水回りが集中している
建物が傾いている、水平器で傾きが確認できる
3つ以上「Yes」があれば、耐震診断を強くおすすめします!
▶ マンション居住者向けチェック
チェック項目
Yes No
建築年が1981年以前、もしくは確認できない
エントランスや廊下にひび割れが見られる
家具が転倒しやすい配置になっている
天井照明・テレビ・本棚など、固定がされていない
管理組合から耐震改修や耐震診断の案内が来ていない
マンションでは共用部の補強が鍵。管理組合への働きかけも重要です。
▶ 耐震リフォームが特に有効なエリア(太宰府市・筑紫野市)
太宰府市五条・朱雀・坂本:築30年以上の木造住宅が密集
筑紫野市二日市・湯町周辺:老舗住宅街が多く、地盤も要注意
マンション多棟の高雄・塔原・武蔵エリア:共用部設備の老朽化事例が散見
一度、建築士の個別診断を受けてみましょう!
次章では、気になる「耐震リフォームの費用」と「使える補助金制度」を解説していきます。
💰第6章|耐震リフォームの費用・補助金制度まとめ(福岡県対応)
「リフォームっていくらかかるの? 補助金は使えるの?」
多くの方が気になる「耐震リフォームにかかるお金」と「補助金制度」について、福岡県の実情を踏まえてわかりやすく整理します。
▶ 耐震リフォームの費用相場(戸建て)
耐震診断:約5〜10万円
壁の補強(耐力壁設置):10〜30万円/箇所
屋根の軽量化(瓦→金属屋根):100〜200万円
基礎補強(クラック補修・布基礎→ベタ基礎):50〜150万円
金物補強(接合部):5〜20万円/箇所
制震ダンパーの設置:50〜80万円/戸
全体では100万〜300万円規模になることもありますが、補助金活用で実質負担を軽減できます。
▶ マンション住まいの方の対策費用
個人宅でできる防災リフォームの費用感:
家具の転倒防止・固定器具設置:1〜3万円程度
ガラス飛散防止フィルム:2〜5万円/室
感震ブレーカー・ガス遮断器設置:2〜8万円
内壁補強(構造用合板):5〜15万円/面
共用部の耐震改修には管理組合での合意と予算化が必要です。
▶ 補助金制度(福岡県・太宰府市・筑紫野市)
各市町村には、独自の補助金制度が整備されています(年度や予算によって変動あり)。
❖ 福岡県 住宅の耐震改修補助制度(令和6年度)
【対象】昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅
【内容】耐震診断+耐震補強工事
【補助額】最大100万円程度(市町村と県の協調補助)
❖ 太宰府市/筑紫野市の独自補助例(2024年度)
太宰府市:診断費用全額補助(上限10万円)+改修工事費の1/2(上限60万円)
筑紫野市:設計補助5万円+耐震補強費用の1/2(上限80万円)
▶ 制度を活用するには?
申請前に「耐震診断」が必須(市の指定業者・建築士に依頼)
着工前の申請が条件。事後申請は不可!
必要書類:図面・見積・工事前写真・診断報告書など
審査→交付決定→工事着工→完了報告で補助金が振込
予算には限りがあります。年度の早めに動くのがおすすめ!
次章では、これまでの内容を踏まえて、実際にリフォームを進める際に役立つ「相談前の準備チェックリスト」をお伝えします
✅第7章|まとめ&相談時に役立つチェックリスト
「地震に備えたリフォーム、気になってきたけど何から始めればいい?」
最終章では、これまでの内容を振り返りながら「まず相談前に確認しておきたい5つのこと」をチェックリストとしてまとめました。
▶ 事前チェックリスト
築年数と耐震基準の確認
2000年以前の建物かどうか?
耐震診断を受けたことがあるか?
気になる劣化の兆候
壁や基礎のひび割れ、ドアの建てつけ不良などはないか?
家族構成とライフスタイル
小さな子どもや高齢者が同居しているか?
日中の在宅時間帯や寝室の位置など、避難に影響する点は?
耐震以外にも改善したい箇所
断熱、窓、屋根、設備…一緒に直せば費用対効果アップ!
補助金・制度の活用準備
各市町村の制度を確認済みか?
着工前の申請が必要なことを理解しているか?
✅ このリストをもとに相談すると、スムーズな打ち合わせができます!
▶ 想家工房からのメッセージ
私たち想家工房は、太宰府市・筑紫野市を中心に
地元の気候・地盤・住宅事情を熟知した耐震・断熱リフォームを提案しています。
有資格者(建築士・施工管理技士)による個別相談
木造住宅・マンションの両方に対応可能
補助金申請・図面作成・工事まで一貫体制
「地震に強いだけじゃなく、“快適に暮らせる家”に生まれ変わるリフォーム」まずはLINE・WEB・お電話からお気軽にご相談ください!
地震はいつ起きるか分かりません。
でも、“備えるタイミング”は、今日からでも始められます。
あなたとあなたの家族が、安心して暮らせる明日を一緒につくるために。
想家工房は、心を込めてお手伝いさせていただきます。
施工エリア:福岡市(中央区・博多区・南区・西区・早良区・東区)・春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市・那珂川町・糟屋郡(粕屋町・宇美町・志免町・須恵町)・筑豊地区(飯塚市・田川市・田川郡・嘉麻市・嘉穂郡)・筑後地区(久留米市・小郡市・みやま市・八女市・筑後市・大川市・柳川市・うきは市・三井郡・三潴郡・大牟田市近郊)・朝倉市・甘木市・朝倉郡・佐賀県一部(鳥栖市など)
【想家工房株式会社】
【住所:福岡県太宰府市宰府5-20-16】
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