お家を建てるときに、

みなさんの生活を快適に保つためにとても大切なポイントが

『気密性能』と『断熱性能』です。

これらは、

お家の中で快適に過ごすための基礎となる部分ですが、

実は、

どんなに質の高い材料を使っていても、その性能に

少しばらつきが出ることがあります。

では、

なぜそのようなばらつきが生じてしまうのでしょうか？

その理由について、今回はわかりやすくご説明します。

1. お家の形や大きさの違いが影響する

お家は、一つ一つがそれぞれ異なる形を持っています。

四角くシンプルな形のお家もあれば、L字型やU字型など、

複雑な形のお家もあります。

さらに、広いお家やコンパクトなお家など、

大きさもさまざまです。

この形や大きさの違いが、

実は『気密性能』や『断熱性能』に大きな影響を与えるのです。

例えば、

四角いお家とL字型のお家では、隅や角の部分の数が異なります。

隅や角の部分は、お家を作る際に特に気をつけなければならない

場所で、ここに小さな隙間ができやすくなります。

この隙間があると、空気が逃げやすくなるため、

『気密性能』が低下してしまうことがあります。

また、

お家の広さによっても性能が異なることがあります。

広いお家では、壁や屋根、床の面積が増えるため、

施工の難しさが増し、どれだけ丁寧に作業しても、

ばらつきが生じることがあります。

これが『断熱性能』の違いにつながってくるのです。

2. 職人さんの手作業による違い

お家を建てる作業は、

実際には多くの職人さんたちの手作業で行われています。

現代の技術を使って機械化が進んでいる部分もありますが、

最後の仕上げや細かい部分の施工は、やはり職人さんの

技術に頼る部分が大きいです。

職人さんたちの手作業には、それぞれの経験や技術の

違いがあり、それが結果として

お家の『気密性能』や『断熱性能』に影響を与えることが

あります。

たとえば、

窓の周りや壁のつなぎ目の部分など、細かいところを

丁寧に仕上げるかどうかで、空気が逃げやすくなるか

どうかが決まります。

また、同じ職人さんでも、その日の体調や集中力によって

作業の質が変わることもあるでしょう。

どれだけ注意深く作業をしても、人の手による作業である以上、

わずかな差が生じてしまうのは避けられません。

3. 天気や気温が影響する

さらに、お家を建てる際の天気や気温も

『気密性能』と『断熱性能』に影響を与える

ことがあります。

たとえば、暑い夏の日に作業をするのと、寒い冬の日に

作業をするのでは、使う材料の状態や施工の仕方が

変わってきます。

暑い日には、材料が乾きやすくなり、接着剤などの成分が

変わってしまうことがあります。

また、寒い日には、材料が固くなって施工しにくくなったり、

結露が発生してしまったりすることがあります。

こうした環境の変化が、施工の仕上がりに影響を与え、

お家ごとに少しずつ性能のばらつきが生じる原因となるのです。

大切なのは「きちんとした基準を守ること」

私たち『想家工房』では、お家の形や職人さんの技術、

天気の違いなどによるばらつきをできる限り抑えるために、

しっかりとした施工の基準を設けています。

どんなお家でも、想家工房の基準に従って丁寧に施工を行い、

お客様が安心して快適に暮らせるように努めています。

例えば、

使用する材料の選定や職人さんたちの教育、施工後の

チェック体制など、さまざまな取り組みを行っています。

これにより、

お家ごとのばらつきを少なくし、どのお家でも高い

『気密性能』と『断熱性能』を実現することを

目指しています。

また、

私たちはお家が完成した後に専用の機械を使って

『気密性能』をチェックし、計画通りの数値に

なっているかどうかを確認しています。

このチェックを行うことで、お客様に

お引き渡しする前にしっかりと性能を確認し、

安心していただけるようにしています。

まとめ

お家の『気密性能』や『断熱性能』は、

家の形や大きさ、職人さんの手作業、

さらには天気や気温といったさまざまな要素に

よって少しずつ変わることがあります。

しかし、

想家工房では、しっかりと基準を守りながら、

丁寧にお家作りを行っています。

少しのばらつきがあっても、私たちが

目指しているのは、お客様が快適に

暮らせるお家をお届けすることです。

どんなお家でも、

想家工房の基準を守りつつ、お客様のご要望に

合わせた家作りを進めていますので、安心して

お任せいただけます。

お家作りはとても繊細な作業ですが、

私たちはお客様にとって最高のお家を

お届けするために、これからも努力を

続けていきます！