後の費用を抑える住宅

query_builder 2024/08/28
注文住宅平屋新築高気密高断熱想家工房ブログ
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まず最初に

マイホームを建てる際に、多くの方は初期費用の安さに目を奪われがちです。確かに、家を建てる際の予算は重要な要素ですが、それだけに焦点を当ててしまうと、後々予期せぬ出費に悩まされることになるかもしれません。実際、家は完成してからも長い年月にわたりさまざまな費用がかかり続けます。そのため、ランニングコストにも十分に意識を向けることが、家づくりにおいて非常に重要です。


例えば、家を建てるときに初期費用が安いハウスメーカーを選んだ場合、当初はお得に感じるかもしれません。しかし、その選択が光熱費やメンテナンス費用の増加を招くと、30~35年の住宅ローンの期間中にランニングコストが300万円以上もかかる可能性が十分にあります。


これは、初期費用で得た節約分が、実際には長期的な支出として返ってくることを意味します。


一方、初期費用が高くなるかもしれませんが、性能の高い住宅を選ぶことで、長期的には住み始めてからのコストを大幅に抑えることができます。

例えば、断熱性や気密性が高い住宅は、冬の暖房費や夏の冷房費を大幅に削減することができ、結果として光熱費が抑えられます。

また、耐久性の高い素材や建材を使用することで、定期的なメンテナンスの頻度や費用も削減できるため、家を長く安心して使い続けることが可能です。

特に、マイホームの打ち合わせや資金計画の段階では、どうしても目に見える初期費用に意識が集中しがちです。しかし、初期費用の安さばかりを重視すると、結果的にトータルコストが高くなり、最終的には「お得な家づくり」とは言えない状況になりかねません。

真にお得な家づくりを実現するためには、初期費用とランニングコストのバランスをしっかりと考慮することが重要です。

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建築時にかかる費用

家を建てる際の総額費用は、3,000万円~4,000万円です。また、土地込みで家を建てる場合は、3,900~4,600万円です。住宅面積が30~40坪ほどにおいての相場なので、坪数が大きくなれば価格も高くなります。

首都圏は住宅面積が狭い印象がありますが、データを見ると全国平均と大きな差が無いようです。ただし、坪数に差はありませんが、建築費用は首都圏などの主要地域は高いようです。

想家工房のローコスト住宅の場合 延べ床坪数30坪の家(本体)価格と言われる金額が1,700万円だとします。 そこに、 付帯工事等が一般的に350万円前後必要だと言われています。

①建物本体+付帯工事込で2,050万円 その上、建築する為必要な土地関連費用 土地購入費、敷地に上水道や下水道などの引込や 地盤が弱く地盤補強が必要だとして補強費 さらに 駐車場やフェンスなどの外構工事などを試算してみましょう。

土地を1500万円+地盤補強工事50万円+外構工事150万円必要だとしたら合計額は、②1,700万円 ①建物本体及び付帯工事2,050万円+②土地関連費用1,700万円=土地、建物の合計金額が③3,750万円

それから、 一般的に言われる諸経費 土地購入諸経費、住宅ローン諸経費、 その他雑費が約150万円としてプラスすると 家、土地、諸経費の総金額が④3,900万円


※初期費用が安い住宅を購入した場合でも土地の価格次第ですが3,900万円以上の予算が必要となります。

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冷暖房費・光熱費

電気やガスなど、生活には欠かせないエネルギーを購入するための費用。 この費用は家族構成や、家にいる時間の長さなどが大きく関わってきます。 これを抑えるためには、住宅の構造や性能面をしっかりと検討する必要があります。そのため初期費用はかかるかもしれません。想家工房のローコスト住宅を購入することにより他よりどうお得か見ていきましょう。

総務省統計局の「家計調査」によると、2022年1〜11月(2人世帯)の水道光熱費の「平均額2万4408円」になるそうです。 その上、まだ電気料金やガス料金が値上がり続けています。 一方でローコスト住宅の対極の住宅として「省エネルギー住宅」という言葉があります。

省エネルギー住宅場合➡45坪の家に5人で暮らしで 冷暖房、光熱費が月平均1万5000円程度で、 総務省調べの2人世帯より月々約1万円節約をしながら快適に暮らすことが出来ます。 現状の電気料金等の値上がり状態で試算してみると今までよりも 月々1万円から1万5千円ほど実質支払いが増えてくるようです。 結果、2万円程度の節約するとしたら ※30歳で建築をし、80歳まで住んだとして➡年間24万円×50年間=1,200万円お得 ローコスト住宅に必要な費用よりも600万円さらに上乗せをしても、600万円総支払額が安く 快適な家に暮らせる資産となります。

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断熱・気密・換気

気密性とは家の密閉性を表すもので簡単に言ってしまうと、隙間がたくさんあるのか、それとも隙間が少ないか、ということです。隙間のある家は外からの風が入りやすくなるため安定した室温を維持しにくくなります。

服に例えますと気密性が高い服というのは風が服の中にまで入ってこないということです。 どんなにウールで包まれた暖かい服を着込んでいても風が服の中に入ってきてしまっては全然体は温かくなりません。それに代わって風が服の中に入ってこなければ当然体は温まってきます。家も一緒でどんなに断熱性の高い家でも隙間があると温度は変化してしまい快適な室温にはなりません。古い木造住宅を思い浮かべてください。 昔の木造住宅は隙間がたくさんあり隙間風がよく入りました。冬場は隙間風が入って寒いという経験はないでしょうか。このような隙間風が入る家は気密性の低い家ですので快適性は落ちます。快適に生活していくためには外部からの影響を受けにくくするために気密性を高めることがとても重要になります。

気密性能が高いだけではシックハウス症候群が起こってしまいます。シックハウス症候群とは、木質建材、壁紙、断熱材などの建築資材に含まれる化学物質が原因となって、頭痛・めまい・皮膚や目の刺激感といった症状を引き起こす健康被害です。

それを防止するため24時間換気システムが2003年に建築基準法の改正によって義務化され、採用されているのでいつでも新鮮な空気が循環しています。


このように、マイホームを建てる際には、初期費用とランニングコストの両方に目を向けることが重要です。初期費用が多少高くても、長期的な視点で見れば、それが最終的に経済的にもお得な選択になることが多いのです。

家づくりにおいては、短期的な節約だけでなく、長期的な経済性と快適性を見据えた計画を立てることが、成功への鍵となるでしょう。

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【想家工房株式会社】

【住所:福岡県太宰府市宰府5-20-16】

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