耐震だけではない地震工法

query_builder 2024/03/06
注文住宅平屋新築高気密高断熱想家工房ブログコラム

地震対策には、免震・制震・耐震の3工法あります。昨今よく知られているのが耐震です。ですが耐震だけでは地震を防ぐことはできません。


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耐震

建物を強くすることで地震の揺れに耐えようとする構造です。

壁に筋かいを入れたり、部材の接合部を金具で補強したりして、建物を強くします。 耐震性が高い家は強い地震でも倒壊、破損しにくく、耐震性が弱い家は強い地震に耐えられず倒壊、破損する危険性があります。 家を購入する際などの重要な判断基準になります。

耐震は、地盤の揺れが直接的に建物に伝わってしまうため、大きな揺れを感じるケースも多いでしょう。 とくに高層のマンションは上の階ほど揺れが大きくなってしまいます。


耐震等級1

震度5でほとんど損傷はない。震度6強~7の地震でも即倒壊はしないが、柱や梁、壁などは大破する可能性がある。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の耐震強度。耐震等級2以上であれば「長期優良住宅」に認定される。震度6強~7の地震が発生しても一定の補修だけで済み続けられる。

耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の耐震強度。震度6強~7の地震が発生しても軽度の補修で済み続けられる。地震保険が半額になるメリットもある。


想家工房は耐震等級3で安心してお住まいになることが出来ます。

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制震

建物内で地震の揺れを吸収する構造です。

建物の内部にダンパーや重りなどで構成された制震装置を設けて、地震による揺れを小さくします。   高層ビルやタワーマンションといった高い建物は、上階ほど揺れが大きくなる傾向がありますが、制震構造を採用することで、上階における揺れの増幅を緩和できます。  

制震は、免震とは異なり、建物と地盤が切り離されているわけではありません。 地盤の揺れは建物に直接伝わってしまいますが、ダンパーなどの制震装置が揺れを熱エネルギーに転換して、空気中に放出してくれます。 その結果、揺れが小さくなり、建物を倒壊しにくくします。建物内部が損傷しにくく比較的安く設置することが出来ます。

制震は、地盤の影響を受けやすい特徴があります。 そのため地盤が軟弱な土地に建てられたマンションの場合、制震構造が備わっていても、十分な制震効果が得られない可能性があります。


想家工房では耐震で建物の強度が強く地震に耐え、制震で揺れを吸収し建物内部の損傷も防ぐ施工を行っています。

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免震

地震の揺れが建物へ直に伝わりにくくする、建物と地盤を切り離した構造です。

もちろん建物が宙に浮いているわけではありませんが、建物と基礎の間に特殊な免震装置を設けることで、地震の力を受け流して建物の揺れを少なくします。   免震装置は、揺れを吸収するダンパーや、建物を支えるゴム状のアイソレータなどによって構成されています。   免震の大きな特徴は、耐震や制震と比較して、大きな地震が発生しても建物は揺れにくいことです。 免震装置が地震の揺れを吸収してくれるため、建物を倒壊しにくくします。免震は耐震や制震に比べ、コストが高く、施工会社も限られています。 また定期的な点検と、メンテナンスや交換が必要となり、ランニングコストもかかります。

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施工エリア:福岡市(中央区・博多区・南区・西区・早良区・東区)・春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市・那珂川町・糟屋郡(粕屋町・宇美町・志免町・須恵町)・筑豊地区(飯塚市・田川市・田川郡・嘉麻市・嘉穂郡)・筑後地区(久留米市・小郡市・みやま市・八女市・筑後市・大川市・柳川市・うきは市・三井郡・三潴郡・大牟田市近郊)・朝倉市・甘木市・朝倉郡・佐賀県一部(鳥栖市など)

【想家工房株式会社】

【住所:福岡県太宰府市宰府5-20-16】

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