今後の住宅ローン金利どうなるの?
現在住宅金利は史上最低金利だった2019年の固定金利1.11%から今月は1.54%まで上昇を続けています。
ちなみに3000万円借り入れた場合、0.1%の上昇で毎月の支払が1000円ほど増加し、35年間ですと40万円以上の支払額増加となりますので、最低金利の頃と比較すると200万円弱も支払額が増加しています。
そしてこの金利上昇は今後も続くと予想されています。理由は大きく分けて4つございます。
1.物価上昇
今様々な物価が上がっていると実感されていると思いますが、
物が高くなり、それを買うためにはたくさんのお金が必要になり、お金を借りる人が増えます。
お金を借りる需要が増えることで金利が上がる原因の1つとなります。
2.為替の円安
円安になると輸入するときに物が高くなるため、日本で購入する物の値段が上がり金利が上昇します。
3.海外金利の上昇
外国の金利が上がれば、日本円でなく外貨をもったほうが金利がたまるため、円が売却されます。最近では一般の方でも、日本円を売却し、ドルを購入される方多いというニュースがありました。円が売られれば円安になり、輸入時にものが高くなり、さらなる金利上昇を引き起こします。ちなみにアメリカの日本でいう日銀にあたるFRB政策金利はすでに4%となっています。
そしてもう1点
4.日本の政策金利を決定している日本銀行のトップ黒田総裁が、
2023年の春退任予定ですがこの黒田総裁が「マイナス金利政策」を強く勧めてきました。
マイナス金利にすることで、お金をまわりやすくし経済を活性化させることが目的だったのですが、結果的には物価のみ上がり景気は良くなっていません。
しかしこの政策のおかげで住宅ローン含む、各種金利は抑えられていました。
おそらく退任後マイナス金利政策は終了し、全体の金利が上がる可能性があると予想されています。
すでに国内大手の三井住友銀行とみずほ銀行、りそな銀行の3行は10月水準から11月は金利を引き上げており、
上げ幅が最も大きいみずほ銀行では0.15%も上昇しています。
この金利状況を踏まえた上で、
①今住宅を購入するべきか?
②金利は固定と変動どちらが良いのか?
この2点が最も大きい聞きたいポイントだと思います。
結果からお話しますと①ローンを組むことができ、問題なく支払いが出来るのであれば住宅購入に踏み切った方が良いです。
土地の金額もここ10年で倍になっていたり、資材も高騰が止まっていないので、ある意味今が一番安く住宅を購入できるという考え方もできます。
②金利について確実なことは言えませんが、1つ事実として言えるのは金利は上昇を続けているということです。
この金利上昇の中で変動を選んでよい方は、支払い期間が短い方や、金利の動向を細かくチェックし、必要に応じて借換を行える方だけだと思っています。
もしこのスペース、もしくは今以上に上昇ペースが上がる可能性があることを考えると固定金利を選択することでローンを気にしなくてよい心理的負担の軽減と、
支払金額が上昇しないという「安心感」を得ることが出来ます。
本当に今は色んなものが高騰し家づくりを悩まれている方も多いと思います。
そんな皆様の背中少しでも押せることが出来たら幸いです。
施工エリア:福岡市(中央区・博多区・南区・西区・早良区・東区)・春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市・那珂川町・糟屋郡(粕屋町・宇美町・志免町・須恵町)・筑豊地区(飯塚市・田川市・田川郡・嘉麻市・嘉穂郡)・筑後地区(久留米市・小郡市・みやま市・八女市・筑後市・大川市・柳川市・うきは市・三井郡・三潴郡・大牟田市近郊)・朝倉市・甘木市・朝倉郡・佐賀県一部(鳥栖市など)
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