「おすすめの設計間取り・活用方法」を7種類の収納方法に分けて解説!

query_builder 2022/07/22
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今回は間取り決定の際に重要視される収納についてです「おすすめの設計間取り・活用方法」を7種類の収納方法に分けて解説していきます。

間取りの打ち合わせの際に必要なことは、「どんな間取りが必要なのか?」ではなく「ナゼその間取りが必要なのか?」です。

収納も考え方は同じです。これから設計の際に組み込める収納の種類と、そのおすすめの収納方法についてそれぞれ紹介していきます。

まず収納の種類をざっと紹介します。こう見るとかなりの数がありますよね。どれが良くてどれが悪いというのは一切ありません。この中から自分に当てはまりそうな収納はどれなのか探していきましょう、では最も一般的な扉付収納(クローゼット)についてお話していきます。収納といって思い浮かぶのはまずこちらの形状だと思います。お部屋またはホールに壁をつくり奥行を設け、扉をつけることで。

目隠しをしながら収納が出来ます。賃貸なんかでは収納部分はこの形状になっていることが多いですね。そして全ての収納方法で共通して言えますがどんなものを入れるかが重要です。

それによってどの位置に棚を設けるのかが決まっていきます。もっとも一般的なのがこの2つです、床から80cm前後につける中段棚と、180cm前後につける枕棚です。この枕棚の方はハンガーパイプ付きを選ぶことでハンガーをかけることも出来るので用途によって選択していきましょう。この扉付収納を選択する主な理由は目隠しが出来ることです。例えば来客などの可能性が高いLDK部分に収納を設ける際なかに入っている掃除道具や日用品が丸見えではカッコが悪いですよね。人がこない個人の部屋でもあまり見せたくない、もしくは扉がないとそもそも落ち着かない人もいるかと思います。

とにかく収納物に目隠しが必要な場合は積極的にとりいれていきましょう。注意点としては2点です。扉の開閉寸法と、空気の循環です。扉の開閉寸法は図面に記載されていますが、引っ越し後に増やした家具などによっては圧迫して片方の扉しか開けられないなんてことも起こりえます。あまり畳数が広くないお部屋にはおすすめができません。もう1つの注意点は空気の循環です。

現在の建築基準法では24時間換気が義務付けられており、2時間でお部屋の空気を入れ替えられる計算で成り立っています。ですが収納の扉をずっと閉めてしまっていると中の空気が循環せず湿気が貯まりやすくなり、カビの発生原因にもなります。お洋服を直す際はきちんと乾燥させた状態で直すことを心掛け、可能な範囲で扉をあけてあげるようにしましょう。

 

こちらの扉を外した収納が扉なしのクローゼットです。目隠しがなくなった一方で、空気の循環や、扉の開閉スペースに悩むことがなくなり、狭めのお部屋にも採用がしやすいです。賃貸ではあまり見かけないので慣れないかもしれませんが意外とメリットも多いので、特に目隠しが必要なないなぁという収納箇所には採用を検討してみるのもいいかもしれません。

次に階段下の収納です。こちらも扉のありなしがあり考え方はクローゼットと同じでかまいません。この収納の最大のメリットは、デッドスペースを収納に置き換えているという点です。階段下なので収納高さの限界は階段の段数の高さになるので制限はありますが、それでも何もないスペースが収納になるのはお得感もあります。そういえばハリーポッターも人間界では階段下の部屋があてがわれてた時期がありましたが、さすがに人が寝泊まりするには狭いので掃除道具などをいれておくのがおすすめです。次は大人気のウォークインクローゼットです。間取りの打ち合わせをする際に「とにかくウォークインクローゼット」が欲しい!と言われる方はたくさんいらっしゃいます。特にお家にものが多いと認識されている方からよくお話を聞きます。ウォークインクローゼットは簡単に言えば歩いてものを出し入れできる小部屋のような収納スペースのことです。

収納を住空間とは独立出来る為、お部屋をすっきりとオシャレに見せることができます。そして進入経路を2方向につけたウォークスルークローゼットという形もあります。

とにかくメリットが多そうなウォークインクローゼットですがもちろん注意点があります。1つは設置箇所によって使い勝手が悪くなるということです。理由をお話しますとお部屋から切り離せるその性質上ファミリークローゼットとして設計することも多くあります。ですが設置個所によってはご夫婦は使いやすいが、お子さんが使いにくいなんてことも発生します。設置個所を考える際はご家族の1日の生活を想像して、この時この場所にあったら!と具体的に使った場面をぜひ想像しながらお打合せをして下さい。また、いろんな種類のモノがたくさん入るせいでなにがどこにあるか分からなくなるケースもあるかもしれません。

採用の際は家庭でルールを決めておくのは1つの手かと思います。次は壁に埋め込むニッチ収納です。お部屋の間取りを変えずに収納にすることができ、デザイン的にもオシャレに映ります。置く物としては小物関係で本やキーボックスなんかもいいですね。費用があまりかからない点も大きなメリットです。採用の注意点として日頃使う物を意識して、高さや奥行を考えるようにしましょう。小物関係で本やキーボックスなんかもいいですね。費用があまりかからない点も大きなメリットです。

置く物によっては台部分に木を当ててあげた方が持ちがよくなっていいかもしれません。それと埃がたまりやすいので掃除が必要な点は覚えておきましょう。次は壁付け棚です。壁に補強を入れて棚を設置し、その上に物を置く収納方法です。置けるものの重量は補強内容によりますので施工会社へ相談してみましょう。主なようとしては飾り棚でしたり、カウンターテーブルとしての活用方法もあります。カウンターテーブルはもはや棚ではないのですが、仕組みは同じです。特に弊社で人気の使い方はTV台と脱衣所でのタオル・掃除道具置き用の棚です。

TV台は足がなく掃除がしやすく、お掃除ロボットなんかにも最適です。最近はモップ付や背が高いものも販売されているので高さを決める時は注意していきましょう。脱衣所での壁付け棚ですが非常に便利です。

脱衣所はお風呂の出入り・洗濯物・洗面台があれば洗面など様々な用途があるので置きたいものも実は多いです。そして家族が多ければ多いほど必要なものも増えます。そこで市販の収納ケースを増やすのではく余っている壁のスペースから棚を出すことで収納力を増やせます。注意点は奥行と設置高さです。よく設置する場所として洗濯機の上部に取付ることが多いですが、洗濯機の寸法ではなく、洗濯機のフタを開けたときの高さを参考にするようにしましょう。ドラム式洗濯は洗濯機が高さが出にくく向いていますが、ずっと同じモデルを使うわけではないので高さ選びは慎重に行いましょう。

最後にロフト収納です。設計されているご家庭はそこまで多くはないですが、設計に組み込めば収納力はグーンと上がります。そしてお家の雰囲気もロフトにつながる梯子・階段部分もデザインしてあげることでオシャレ度も上がります。しかし一方で注意点も多くあります。まず収納できるスペースは広く設計できますが、持ち運びが大変です。階段部分の勾配をきつくすると持ち運びが大変になり緩やかにすると設置個所の使用できるスペースが狭まります。可動式で使う時のみ出す手段もありますが費用がかかる上、故障した場合も相応の費用が必要です。また、熱気は上部にたまりやすいことから夏場は温度が上がりがちです。冷房で温度もさげることができますが、そもそもその箇所をそこまでして涼しくするかという問題もありますし、換気の問題もあります。以上のことまで考えたうえでどうしてもロフト収納が欲しい方。特に平屋希望で希望を盛り込んでいくと、土地の面積的に収納が少なくなったという場合には有効かもしれません。

 

いかがでしたでしょうか?収納と1口にいっても多種多様な収納方法があります。間取りを決めていくうえでどれぐらいの収納数が必要か、どのようなものを収納するのか、設計会社ときちんと共有することが重要です。私たちが1stプランを設計させていただく前に「夢の計画ノート」というのを書いて頂く場合があります。これはお家の希望を書き込んでいただくうえで家づくりを行う上での優先度でしたり、それこそ収納について現在どういったモノを所有されていますか?なんて項目もあります。収納だけに限ったことではないですが家づくりの打ち合わせは口頭だけで行わず、書類や図面を交えて話すようにしましょう。家づくりは決めることが非常に多いです。

私たちも変更内容のお話を電話やメールでいただくことがあります。もちろん会社側が一番に気を付けないといけないですし、私自身もどこまでも細かく履歴を残さないといけないのですが、お施主様側も自分の希望を守るという意味で何か形に残る内容で要望は伝えるようにしましょう!生活に直結する収納なんてものは特にですね!

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